病院歯科でも大丈夫

口腔外科関連機能を大幅強化

 病院歯科では、一般歯科ではおこなわれない様々な治療が存在します。一般的な歯科用のレセコンを導入しようとしても、次のような様々な問題があり導入を断念していませんか。

  • 必要な病名が不足している
  • 縫合や骨折などの処置セットがなく入力が大変
  • MRI、シンチグラムなどの医科準用項目が入力できない
  • 臨床検査の入力が面倒、できれば検査結果の経過もみたい
  • 輸液、輸血、造影剤、特定器材などの電子請求ができない
  • 紹介状や病理検査結果などの書類の管理が大変
  • 労災や自動車災害などに対応していない

おまかせください、カルテメーカーならすべてを解決します。

追加した病名の画像

病名の追加

 病院歯科で使われる病名を標準で追加してあります。ご要望に応じて追加できます。

病院用に拡張した処置セットによる入力画面

病院歯科用の処置セット

 処置セットも病院歯科用に拡張しました。縫合や手術、全身管理や病院ならでは画像診断などすぐに診療にご利用できるようにしました。

追加した医科準用項目のリストの画像

医科準用項目を追加

 検査項目を中心に医科準用項目を追加しました。標準マスタも歯科行為マスタだけでなく医科行為マスタも読み込み、医科行為を電子レセプトに埋め込むことを可能にしました。

臨床検査も思いのまま

 病院歯科で日常的に行われる臨床検査。でも歯科用のレセコンではなかなか上手く扱うことができませんでした。
 でもカルテメーカーなら面倒な検査の包括処理も自動化されているのでオーダーした検査を選ぶだけで点数は自動計算。検査結果を入力すれば結果を表形式で表示し値の変化を見逃しません。

 検査の包括は完全自動計算です。検査の種類に応じた包括処置項目に自動的にまとめ、その検査数に応じた規定の点数で算定します。点数表を睨んでいちいちチェックする面倒なことはことはもう必要ありません。

臨床検査を自動的に包括する処理を説明している画像

 検査結果を入力しカルテに表示することができます。個々の臨床結果に登録することも、このように臨床検査記録という記録専用の項目にまとめて記録することもできます。
 臨床検査記録ならバラバラに登録された結果を一括して記録できます。初期に行われるスクリーニング的な検査の記録にはこの臨床検査記録を、その後の変化を確認するための検査ではその検査ごとに記録するといいでしょう。  

臨床検査記録に個々の検査値を入力している画面

 このように入力した検査結果を表形式で経過をみることができます。腫瘍マーカーのように治療により変化する数値を確実に 読み取ることができます。

臨床検査の結果を時系列で表示する画面
臨床検査を処置パックとしてまとめる方法を説明した画像

 臨床検査の項目数はとても多く、個々の検査をいちいちチェックして入力していくのは現実的ではありません。
 より簡単に入力するために日常的に検査するパターンを処置パックとしてまとめて登録しておくと便利です。いくつかのパターンを登録しておき、それぞれを組み合わせて入力するといいでしょう。

書類の山にも負けません

 臨床検査の結果はカルテに入力できますが、病理検査の結果をカルテに転記するのは面倒すぎます。でも見たい時にすぐ読めるようになっていなければ治療に支障がでます。
 病院歯科では、このような病理検査結果だけでなく臨床検査の結果、紹介状、各種オーダーの控えなどなど、多量の書類が発生しカルテがどんどん厚くなっていきます。
 それを解決するため、書類をスキャンして登録する機能を追加しました。「添付書類」です。

添付書類の登録画面

 添付書類は情報パネルの「添付書類」の欄に常に表示されます。見たい書類をダブルクリックするだけですぐに表示。カルテをひっくり返し書類を探す手間を省きます。

添付画像を情報パネルに表示している画像

注射・点滴

 注射や点滴も病院歯科では日常的なもの。注射(点滴)の手技と使った薬品を登録します。  

注射・点滴処置の編集の画面

輸血

 輸血はもうちょっと複雑。必要な項目を入力してください。  

輸血処置の編集の画面

造影剤

 造影剤は特薬のページで薬品を登録します。CTやMRIなど画像診断の処置をダブルクリックして開き、特薬のページにすると造影剤を登録する画面になります。  

造影剤の編集の画面

特定材料

 処置や手術で使う薬剤や特定医療材料も同じ画面で登録します。

特定材料の編集の画面

 これらの処置と薬剤の複合処置は、単独で入力するのは少々面倒ですので、注射パック、輸血パック、特薬パックとして処置と薬剤を一つのパッケージにまとめて登録しておくと便利です。

各種パックの作成を説明した画像

労災や自動車災害にも対応

 労災や自動車災害で医療保険と同等の処置をした場合に請求時に印刷形式のレセプトが必要になるケースがあります。
 また、このようなケースの場合、医療費は10割でなく12割、20割となる場合もあります。そんな場合も大丈夫。保険に応じた特殊な保険者番号を入力することで対応します。

労災 12割

労災の場合の頭書の画面

自動車災害(保険会社に未連絡) 20割

自動車災害(保険会社に未連絡)の場合の頭書の画面

自費 10割

自費 10割の場合の頭書の画面

自動車災害(保険会社に連絡済み) 20割

自動車災害(保険会社に連絡済み)の場合の頭書の画面